競艇新聞は買うべきか?スポーツ紙と専門誌の違い・選び方・おすすめ情報を徹底比較

競艇新聞は買うべきか?スポーツ紙と専門誌の違い・選び方・おすすめ情報を徹底比較

競馬に予想専門の新聞があるように、競艇にも“競艇新聞”と呼ばれる予想情報紙が存在します。

コンビニや競艇場で販売される紙の新聞に加え、PDFやアプリ形式で配信されるものもあり、現在も競艇新聞を予想に取り入れている競艇ファンもゼロではありません。

競艇場に行くと、新聞見てるおじさんちょくちょく見かけますね!

ただ、ネットやアプリで出走表やデータが手に入る今、わざわざ新聞を使う意味があるのか?本当に勝っている人が使っているのか?使っているとすれば、どの新聞で、何をどのように見ているのか?など疑問はあるでしょう。

そこでこの記事では、競艇新聞の利用価値から種類・購入可能場所などを整理。

競艇で勝つために、新聞がどれだけ使えるのか・自分には必要なのかを判断できるように解説していきます。

この記事で
わかること
競艇新聞は「スポーツ紙」と「専門誌」に分かれ、
情報量と用途が大きく異なる
予想を当てたい・考えたい人には、
初心者でも専門誌の方が適している場合がある
買える場所やタイミングに制限があるため、
購入手段も含めて選ぶべき

競艇新聞をただ“知る”だけでなく、どう使えば勝ちにつながるのか、自分には必要かどうかまでわかるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。

監修者
競艇予想家・競艇ライター鶴川 学(42歳)

脱サラし、競艇予想家・ライターとして活動中。競艇歴は19年。様々な雑誌やWEBサイトで競艇に関するコラムを執筆する。データを駆使した予想が得意で的中率は業界トップクラス。個人の予想は12年連続で+収支を継続中。

競艇新聞は「専門誌」と「スポーツ紙」の2種類ある!勝ってる人が使うのは「専門紙」

競艇新聞とひと口に言っても、その種類や中身を知らないまま買ってしまうと「何が書いてあるかわからない」「思ったより情報が少ない」と感じてしまうことがあります。

実際、競艇新聞は大きく分けて「スポーツ紙」と「専門誌・専門紙」の2種類があり、それぞれの役割や情報量にははっきりとした違いがあります。

スポーツ紙は、プロ野球や芸能ニュースと並んで競艇の情報が掲載されているタイプで、買い目や印が手軽に確認できるのが特徴です。

一方、専門誌・専門紙は1場の全レースを対象に、モーターの調子や選手コメント、展開の読みまで細かく記者が分析した内容が掲載されているため、ベテランファンや“勝ちにこだわる層”に好まれる傾向があります。

以下に、それぞれの特徴を整理しました。

種類 特徴 向いている人
スポーツ紙 ◎・◯・△などの印と
買い目が中心。
開催場によっては
掲載がない日もある。
軽く楽しみたい人/
時間がない人/
新聞感覚で眺めたい人
専門誌・
専門紙
モーター評価・展示タイム
・展開解説・記者コメント
・指数などが揃う
予想で勝ちたい人/
レースの背景まで読み取りたい人/
初心者で学びたい人

スポーツ紙を“入口”として活用する人もいますが、実際に継続的に舟券で勝っている人が選ぶのは、情報の裏付けがある専門紙のほうが圧倒的です。

そのため、これから競艇新聞を使ってみようという方でも、「予想の理由を理解したい」「考え方を学びたい」という目的があるなら、最初から専門紙に触れておくほうが判断の基準も身につきやすくなります。

でも今ってネットに情報溢れてるし。無料で見れるの多いし価値あるのかはきになりますよね。

では、こうした競艇新聞が“本当に買う意味があるのか”をより具体的に掘り下げていきます。

競艇新聞は“使い方次第では買う価値がある”!軽視せず検討すべき理由

競艇新聞には「スポーツ紙」と「専門紙」という2種類があると紹介しましたが、裏を返せば、それぞれの新聞には“使い方に合う人”と“合わない人”がはっきり分かれるということでもあります。

たとえば「とりあえず印を見て舟券を買いたい」という人にとっては、スポーツ紙で十分かもしれません。

一方で「なぜその印になるのか」「どんな展開を読んでその買い目が出たのか」を知りたい人には、記者解説や展開コメントが充実している専門紙のほうが断然役立ちます。

ただ種類があるというよりも“どう使うか”によって初めて価値が見えてくる媒体だということです。

特に、自分で予想を組み立てたい、理由を知って買いたいという人にとっては、以下のような情報が得られることで、新聞の読み応えと有用性が大きく変わってきます。

競艇新聞で得られる主な情報 内容の概要
モーター評価 数字ではなく「出足が弱い」
「行き足は良好」といった
実戦目線の解説
展示タイム・
展示航走
タイムだけでなく、
隊形やスリット感、
足色の印象などが補足される
展開解説・
記者コメント
「誰が攻める展開か」
「◯号艇が展開を作る可能性」
といった先読み情報

こうした情報があることで、「印を信じて買う」だけでなく、その印に至るまでの理由や流れを読み取ることができるようになります。

結果として、自分の予想に納得が持てたり、外れたときでも「なぜ外れたのか」を振り返る材料が得られたりと、次につながる経験値が蓄積されやすくなるのです。

もちろん、レースをライトに楽しみたいだけであれば、新聞を買わなくても問題はありません。

ですが「当てたい」「予想を上手くなりたい」という気持ちがあるなら、競艇新聞を使ってみる価値は十分にある選択肢だといえるでしょう。

さらに、新聞が“紙であること”自体にも、ネットにはない明確なメリットがあります。

次の章では、競艇新聞が「紙媒体だからこそ使いやすい」とされる理由を具体的に見ていきます。

集中しやすさと視認性はネットより新聞が優れている

競艇新聞の価値は、“どの種類をどう使うか”によって変わるだけでなく、媒体として「紙であること」そのものにも予想におけるメリットがあります。

情報がすべて揃っているだけではなく、どう扱えるか、どれだけ集中して考えられるかが最終的な予想の質に直結するためです。

スマートフォンで競艇の情報を調べると、出走表やオッズはすぐに確認できます。

しかし、ページを開くたびに表示されるバナー広告やポップアップ、意図しない画面遷移に気を取られて、予想に集中できなくなることも多くあります。

無料サイトとかだと広告は避けれないことが基本ですよね。

特に無料の予想サイトでは、広告が本文の途中に差し込まれたり、クリック誘導で別ページに飛ばされたりと、「情報を見るための操作」が「予想を考える時間」を削ってしまうケースが少なくありません。

戻るボタンを押すだけでも余計なストレスを感じる場面は、競艇ファンであれば一度は経験しているはずです。

一方、競艇新聞には広告が一切なく、情報の流れが自分の思考と一致するため、レースごとの比較や買い目の整理、展示の印象確認などにも集中しやすい構造になっています。

少なくとも「予想に必要な情報だけに集中できる環境」はネットの無料サイトでは得られません。

広告表示を我慢しながら断片的な情報を拾うよりは、手元の紙面を使って頭の中で展開を組み立てたほうが、結果的に予想の質につながる可能性は高いと言えるでしょう。

以下に、紙媒体ならではの特徴をあらためて整理しておきます。

紙媒体ならではの利点 具体的な理由・効果
広告に邪魔されない 予想に必要な情報だけが
紙面に載っているため、
思考が途切れない
毎号レイアウトが
固定されている
どこに何があるかが
自然と頭に入り、
情報を拾いやすくなる
書き込みや
印つけができる
手を動かしながら考えを
整理できるため、
予想が記憶にも残りやすい

広告や不要な情報に邪魔されず、自分のペースで予想を組み立てられるのは紙の競艇新聞の明確な強み。

ネットと違い、目に入るものすべてが“予想のためにある”という環境は、情報を扱う精度そのものに差を生みます。

それだけに、どんな情報が得られて、どれくらいの価格なのか。

このバランスを把握せずに新聞を選ぶのは、無駄な出費にも、チャンスの取りこぼしにもつながりかねません。

次の章では、競艇新聞の価格と内容の釣り合いについて、具体的に比較・整理していきます。

価格は200円〜500円。情報量とのバランスを見れば特別高くはない

どれだけ内容が充実していても、価格に見合っていなければ手に取る価値は感じにくいものです。

競艇新聞を選ぶうえでは、情報量と価格のバランスを把握しておくことが欠かせません。

スポーツ紙の価格帯は150円〜180円ほど。競艇以外の紙面も含まれており、掲載内容は印と買い目が中心です。

一方で専門紙になると、価格は300円〜550円程度。1場12レースすべてについて、展示タイム・モーター評価・記者の見解や買い目などが網羅されています。

大体200円~500円で買えます!

予想を組み立てるうえで使える要素が詰まっているぶん、価格差も単なる“金額の違い”ではなく、“予想に活かせる情報量の違い”と考えるべきでしょう。

以下に、競艇新聞の種類ごとの価格帯と内容を整理しました。

紙面の特徴 主な媒体例 価格帯
買い目中心/
掲載は一部レース
スポーツ紙
(スポニチ、日刊、報知など)
150〜180円
全12Rに展開解説・
モーター評価・記者印が揃う
専門紙
(ファイティングボートガイド、
中部競艇など)
300〜550円
月刊誌/読み物・特集中心、
予想要素は一部
専門誌
(マクール、BOATBoy)
690〜770円

1開催12レースのすべてに対応し、モーターの状態や展開の組み立て方まで含めて判断できる情報が揃っていると考えれば、専門紙の価格はむしろ妥当といえます。

少なくとも、広告付きの無料サイトを行き来して断片情報をかき集める手間と比べれば、情報と時間の効率を両立できる分、専門紙のほうが結果的に“安くつく”場合もあるでしょう。

こうした前提を踏まえて、実際にどの新聞にどんな情報が掲載されているのか。

媒体ごとの違いを具体的に比較していきます。

実際に売られている競艇新聞を比較|価格・内容・情報量で一覧チェック

競艇新聞にはスポーツ紙から専門紙・専門誌まで幅広い媒体がありますが、価格や形式の違いだけでなく、どんな情報が載っているかにも大きな差があります。

種類を知らないまま「とりあえず安いから」という理由で選んでしまうと、「思ったより中身が薄かった」「何をどう見ればいいかわからなかった」ということにもなりかねません。

そうならないためにも、媒体ごとの特徴と構成をあらかじめ比較しておくことが重要です。

ここでは、代表的な新聞・専門誌について、「紙版・電子版の有無」「価格」「掲載されている情報の種類」などを一覧でまとめました。

媒体名 種類 紙版価格 電子・Web版 主な掲載内容
スポニチ スポーツ紙 180円 電子版あり
/Web版あり
買い目・印・
記者コメント・出走表
日刊スポーツ スポーツ紙 180円 電子版あり
/Web版あり
モーター評価・印・
短評・AI予想・
記者予想
ファイティング
ボートガイド
専門紙 550円
(後半のみ350円)
電子版あり 全12R展開予想・記者買い目・
モーター情報・指数
中部競艇 専門紙 500円
(1Rのみ60円)
電子版あり 津競艇全R予想・穴狙い・
買い目・記者コメント
マクール 専門誌(月刊) 770円 電子版あり SG展望・コラム・
データ特集・
選手インタビュー
BOATBoy 専門誌(月刊) 690円 電子版あり 女子戦特集・選手記事中心
(予想情報は限定的)
競艇専門紙
ニュース
専門紙 場による
(目安500円)
電子版あり GIII女子戦全R・指数・
記者解説・買い目・
展示気配
BOATNAVI報知 Web特化型 Webのみ 全場予想・AI指数・
データ分析・記者印

一覧を見れば、競艇新聞とひとくくりに言っても「何が載っているか」「どこまで踏み込んだ情報があるか」に明確な違いがあることがわかります。

印と買い目だけを見たいなら、スポニチや日刊スポーツのようなスポーツ紙で十分ですが、レースの流れや選手の意図まで加味して組み立てたい人には、専門紙の情報量が頼りになるはずです。

私は『ファイティングボートガイド』や『中部競艇』のような1場専用紙を使うことが多いです!

必要とする情報が明確になれば、選ぶべき新聞も自然に絞れてきます。

買う媒体が決まった時点で、あとはどうやって手に入れるかを考えるだけです。

買う段階でつまずかないためにも、販売場所は先に押さえておきましょう。

買える場所は限られている!コンビニで見つからない理由と確実な購入先

「競艇新聞って、コンビニにあるんじゃないの?」と思って探してみたものの、見当たらなかったという声は意外と多くあります。

実際、いつ・どこに行けば手に入るのかが分かりづらいのは事実です。

探しても全然見当たらなかったりします。

なぜ競艇新聞は見つかりにくいのか、理由はおおよそ次の3つに集約されます。

見つかりにくい理由 詳細
取扱店舗が
限られる
コンビニでも全店舗に置かれているわけではなく、
駅売店や競艇場売店など特定の場所に限られる
販売時間に
制限がある
朝刊と同じタイミングで入荷されるため、
午後には売り切れていたり棚から下げられていることもある
新聞名が
分かりにくい
「競艇新聞」という名称ではなく、
『マクール』『ファイティングボートガイド』などの
固有名で販売されている

このように、たまたま通ったコンビニに置かれていないのは珍しくありません。

では、どこでなら確実に入手できるのか。

無駄足にならないように、販売場所と入手方法をまとめておきます。

購入できる場所 特徴
競艇場の売店 種類・在庫ともに最も充実。
その場で読みながら予想できる
駅構内の売店
(キオスクなど)
一部の主要駅では朝刊と
一緒に競艇新聞も扱っている
一部コンビニ
(ローソン・ファミマなど)
取り扱いは店舗によって異なるため、
実際に確認が必要
電子版
(e-SHINBUNなど)
自宅や外出先から購入可能。
PDF形式で即日閲覧・印刷もできる
専門誌の定期購読 『マクール』『BOATBoy』などは
紙・電子の定期購読が可能

近くに競艇場がない、販売時間に間に合わないといった人にとっては、電子版の活用が現実的。

とくにe-SHINBUNでは前日夜から販売が始まる媒体もあり、外出先でもスマホひとつで予想に使える便利です。

せっかく媒体を選んでも、買えなければ意味がないので、新聞の特徴と入手方法までセットで把握しておきましょう。

初心者でも「勝ちたい」なら専門誌は十分選択肢になる

競艇初心者に「まずはスポーツ紙から始めるのが無難」とすすめる声を見かけることがあります。

たしかに価格は安く、紙面もシンプルなのでとっつきやすくはありますが、「予想を当てたい」「自分でも考えられるようになりたい」という目的があるなら、必ずしも最適な選択とはいえません。

スポーツ紙と専門誌では、そもそも載っている情報の質と量がまったく違います。

予想印をそのまま見るだけで満足するのか、それとも展開や気配まで読み取りながら考えたいのかによって、向いている媒体は大きく変わってきます。

そこで、スポーツ紙と専門誌の違いを改めて整理。

どちらを選ぶかで手に入る情報が大きく変わるため、内容を比較しておくだけでも判断しやすくなります。

媒体 特徴 掲載情報
スポーツ紙 価格が安く、
紙面が見やすい
出走表/印/
買い目(根拠は薄い)
専門誌・
専門紙
情報量が多く、
予想の根拠を拾いやすい
モーター評価/展示タイム/
展開予想/記者コメント/指数など

特に初心者が迷いやすいのは「この買い目はなぜそうなるのか」という部分です。

印に従って買っても思うように当たらないとき、背景情報がないと改善のしようがありません。

自分で考えたい人にとっては、材料の多い媒体を選ぶことが、結果的に納得のいく予想につながります。

私は以下のような点で専門誌がいいなって思ってます。
  • 展開図や記者のコメントを読むことで、予想の背景が理解できた
  • 「なぜその買い目なのか」を考えながら読めるため、レースの見方が変わった
  • 的中率だけでなく、レースの納得感が増した

もちろん、最初から専門誌を完全に読みこなす必要はありません。

ただ、「当てたい」「うまくなりたい」という気持ちがあるなら、最初から“読んで終わる紙”よりも、“考えるきっかけになる紙”を選んだほうが結果にもつながりやすくなります。

競艇新聞まとめ!

競艇新聞には複数の種類があり、用途によって向き不向きが大きく変わります。

選び方を間違えると、買ったのに意味がなかった」と感じることにもつながりかねません。

ポイントを整理すると、以下のようになります。

  • 新聞は大きく分けて「スポーツ紙」と「専門紙」
  • スポーツ紙:印と買い目中心でシンプル
  • 専門紙:展開や記者コメントなど、背景情報が充実
  • 初心者でも「勝ちたい」「学びたい」なら専門紙が向いている
  • 考える材料が揃っており、レースの理解が深まる
  • 買える場所は限られている
  • 競艇場・一部コンビニ・駅売店・電子版を事前に確認
  • 「読むだけ」で終わらせず、「使って考える道具」として活用
  • 情報に触れる回数が増えるほど、予想の軸が育っていく

競艇新聞を選ぶ際に迷うのは当然です。

ただ、「どんな情報が欲しいのか」が明確になれば、自分に合った媒体は見つけやすくなります。

印だけを参考にしたいならスポーツ紙、予想の根拠や展開を読み取りたいなら専門紙のほうが適しているでしょう。

違いを把握しておくだけでも、無駄な出費や判断ミスを避けやすくなるはずです。

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